大阪・高槻市消防本部が解体予定の劇場で災害救助の実地訓練

高槻市消防本部は9月20日(水)、昨年7月に閉館し、今後取り壊しが予定されている市所有の高槻現代劇場市民会館を活用し、鉄製扉破壊訓練などの災害実地訓練を実施した。

訓練は、今後3日間にわたり行われる予定だ。

高槻現代劇場市民会館

訓練実施場所となる高槻現代劇場市民会館は、地上5階建て延床面積10,032平方メートルの鉄筋コンクリート造りで、昭和36年に開館した。

1,564席の大ホール、集会室、レストランを備え、芸術鑑賞や講演会をはじめ、結婚式会場や集会場として長年市民に親しまれてきたが、老朽化に伴い令和4年7月に閉館。

今後取り壊すことが決まっている。

訓練内容

今回の訓練は、実際の建築物の床、壁、扉を破壊できるなど普段では経験できない訓練を通じ、隊員の技術や経験の向上を目的として、高槻市消防本部が企画したものだ。

エンジンカッターや削岩機などの器具を利用して、鉄製扉やコンクリートの床、壁を破壊する訓練のほか、市消防本部も6名の隊員が登録する国際消防救助隊員が用いる技術で、エアージャッキや角材を活用して重い落下物を持ち上げる「リフティング」・「クリビング」という訓練などを実施する。

訓練に参加した隊員の声

20日の訓練に参加した隊員は、「このような施設を活用した訓練は、実際の災害現場をイメージしやすく、非常に効果的でした。今日の訓練で得た経験を活かし、市民の安全安心を守るため今後も業務に邁進していきたい。」と語っていた。

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