BizTech株式会社は6月23日、国内外のAIエージェント関連103社・サービスを網羅した最新資料「AIエージェントカオスマップ2025」を公開した。

本カオスマップは、ChatGPTの登場以降、急速に進化・拡大を遂げるAIエージェント領域における主要プレイヤーを15カテゴリに分類し整理されている。OpenAI(ChatGPT)、Google(Gemini)、Anthropic(Claude)などのLLM系基盤モデルをはじめ、業務や業界に特化したエージェントサービス、エージェント開発支援を行うプラットフォームやフレームワーク、さらに教育・人材育成・アウトソーシングまで、AIエージェントのエコシステム全体を網羅的にカバーしている。
同社では2021年より毎年、業界の変化を可視化したカオスマップを公開しており、これまでに累計1,000件を超えるダウンロード実績を誇る。2022年のOpenAIによるChatGPTの発表以降、生成AIを中核としたAIエージェントの活用は一気に加速し、企業におけるAI導入の範囲は「補助ツール」から「業務自動化」や「意思決定支援」へとシフトしつつあるという。
2024年以降は、これらの進化を土台とした「自律型AIエージェント」の開発・活用が新たなフェーズへと突入しており、その動きを可視化するために今回のカオスマップを作成したとしている。
カオスマップでは、AIエージェントの業界を俯瞰して理解するため、エージェント開発/導入支援、エージェント開発・管理プラットフォーム、フレームワーク/プロトコル、LLM系エージェント、エージェントツール、アウトソーシング、デジタルヒューマン、開発支援エージェント、人材研修・教育、業務/業界特化エージェント(マーケティング、分析、セールス、採用/人材、顧客対応)の15カテゴリに分類されている。