スキマバイトサービス「タイミー」を運営する株式会社タイミーは2026年5月11日、企業の業務プロセスを直接受託する新サービス「Timee BPO」の正式提供を開始した。2025年7月から試験運用を続けてきたBPOサービスを本格展開するもので、1,340万人超のワーカー基盤を活かした即応性の高い「完全変動モデル」を特徴とする。

Timee BPOの最大の強みは、スポットワークの仕組みをオフィスワーク領域へ適用した柔軟性と速度にある。企業は数日単位での発注が可能で、最短翌日からの稼働を実現できる。ワーカーのマッチングにあたっては、不動産営業経験やコールセンター歴といった特定スキルを持つ即戦力人材を同社が選定し、案件ごとの研修・教育も担当する。
サービス開始にあたり、タイミーは東京都内にTimee BPO専用コールセンターを新設した。最大100席程度の稼働が可能なセキュリティ体制を整備し、案件拡大に応じた増床も計画している。試験運用期間中にはIT・SaaS、広告代理店、人材サービス業界を中心に34社(2026年4月時点)への導入実績を積み上げた。
導入企業の事例では、決済者層(部長〜代表クラス)へのアポイント獲得率がコールあたり3〜6%超を記録したケースや、追加発注から最短2営業日で数人月規模の増員を実現した事例が報告されている。「成果の量・質ともに社内の実績より高い」「数千件規模への対応を数日で垂直立ち上げできた」といった評価が複数の企業から寄せられている。
今後は現在の事務・インサイドセールスに限らず、セールス・マーケティング全般やインバウンド対応・フィールドワーク領域へのサービス拡大を目指す。都内センターの全国展開と在宅完結型の仕組みも推進し、育児・介護・地方在住などによる「働く場所の制約」を取り除く労働インフラの実現を見据える。

