YouTubeは5月19日(米国時間)、年次開発者会議「Google I/O 2026」に合わせ、対話型検索機能「Ask YouTube」と、生成AIモデル「Gemini Omni」のShortsリミックスおよびYouTube Createアプリへの統合を発表した。

Ask YouTubeは、自然な言葉で複雑な検索クエリを入力できる新しい検索体験。例えば「子どもに自転車の乗り方を教えるコツ」や「寝る前に楽しめる癒し系ゲームのクリエイターレビュー」といった質問が可能で、追加質問による絞り込みも行える。ロングフォーム動画とShortsを横断し、最も関連性の高い動画をインタラクティブで構造化された形で提示するとしている。
一方のGemini Omniは、対象のShorts動画にテキストプロンプトや画像を加えることで、新たな映像表現を作り出せる機能である。元動画の文脈を保ちつつ「90年代風のシーンに変更する」「お気に入りのクリエイターと共演する」といった編集が可能となる。動画と音声の複雑な調整を裏側で処理し、技術的なスキルがなくてもアイデアに集中できるという。
Omniでリミックスされた動画には電子透かしと識別メタデータが付与され、元動画へのリンクも表示される。クリエイターは自身のShortsをビジュアルリミックスの対象から除外することも可能だ。AI生成動画から自分の顔や姿を検知する「Likeness detection」機能も、18歳以上の全クリエイターに拡大される。
Ask YouTubeは現在、米国の18歳以上のYouTube Premium会員を対象に「youtube.com/new」で先行提供しており、今後すべてのユーザーへ順次拡大予定としている。Gemini Omniによるリミックスは、同日よりShortsリミックスおよびYouTube Createアプリで無料提供され、近日中にAI Playgroundにも展開される。
https://blog.youtube/news-and-events/youtube-news-google-io-2026/

