Microsoftは2026年6月16日、AIエージェント「Copilot Cowork」の一般提供(GA)を全世界で開始した。2026年3月に発表され、同年3月末にFrontierプログラムでの先行提供が始まったCopilot Coworkは、ユーザーの指示を受けてMicrosoft 365内で複雑な複数ステップのタスクを自律的に実行するAIエージェント。

Copilot Coworkは文書の作成、スプレッドシートの構築、メールの送信、ワークフロー全体の処理といった長時間にわたる業務を自律実行できる。利用にはMicrosoft 365 Copilotのユーザーサブスクリプションライセンス(USL)が必要で、料金は実行したタスクに基づく従量課金制となり、コスト単位はCopilot Creditsで1クレジット0.01ドルが設定されている。
タスクの複雑度はlight(軽量)、medium(中程度)、heavy(重量)の3段階に分類され、使用モデル、コンテキスト取得、ツール呼び出し数、実行時間の4要素によって課金額が決定される。MicrosoftのEVP、チャールズ・ラマンナ氏はFortune 500企業の半数超がCopilot Coworkを使用していると明らかにした。
一般提供開始と同時に、Enosix、Harvey、LSEG、Miro、monday.comなど9つのパートナープラグインが追加された。Frontierプログラムの参加企業については2026年7月1日まで課金猶予期間が設けられている。また、Microsoft 365アプリにCoworkへの切り替えトグルが追加され、チャットからアクション実行へのシームレスな移行が可能になった。
Copilot CoworkはAnthropicのClaudeなどを組み合わせたマルチモデルアーキテクチャを採用しており、MicrosoftはAIが「対話」から「実行」へと移行する時代を見据えた業務自動化基盤として位置付けている。
Copilot Cowork is now generally available

