エアウィーヴが3月6日、都内で「エアウィーヴ PARIS2024オリンピックモデル発表会」を開催。エアウィーヴ代表取締役会長兼社長の高岡本州氏が登壇したほか、元卓球日本代表の石川佳純氏、元体操日本代表の内村航平氏がゲストとして出席した。
エアウィーヴは、パリ2024オリンピック・パラリンピック選手村の全床に提供する寝具の技術を応用したマットレスをはじめ、かけ布団やクッションなどをPARIS2024オリンピックモデルとして3月6日より期間限定で予約販売。高岡氏は「昨年の12月から一部の店舗でテスト販売をして、お客様のお声を聞いております。『カバーが着脱しやすい』とか『レイアウトを非常にしやすい』と、非常に高い評価を得させていただいております」と胸を張った。
また、過去のオリンピックで思い出に残っている出来事を聞かれた石川氏は「本当に様々な国の方が選手村に集まっている」「東京オリンピックの時には選手村の中に美容院だったりネイルサロンがあるというのを知ってすごく驚きました」と回顧。一方、内村氏は「たまたま練習が休みの時に選手村をウロウロしていたら、警備員みたいな人が6人くらいで1人の人を囲っていたんです。誰だろうと思って見たらウサイン・ボルトでした。ちょうど入村してくるタイミングで、『あんなに厳重に連れてこられるんだな』とすごく驚きました」とエピソードを披露し、「守られていました。でも身長がすごく高かったのでモロバレでした(笑)」と笑った。
その後、体型をスマートフォンで計測し、最適な寝具を提案するサービス「マットレス・フィット」を石川氏がステージ上で体験。画面に表示された結果をもとに、最適な状態に配置されたマットレスへと寝転んだ石川氏は「めっちゃ寝心地良いです。このまま寝てしまいそう」と大満足だった。
そして、パリ2024オリンピックの話題に移ると、注目する種目を尋ねられた石川氏が「たくさんあるんですけれど、1つは卓球。もう1つは新種目になるブレイキンですね。人間離れした激しいダンスは本当に迫力があるなと先日テレビを見ていて思ったので、すごく楽しみ」とコメント。同じ質問に内村氏は「体操です。もちろん」と短く答えていた。
現役選手に向けたメッセージを求められた場面では、石川氏が「悔いのない戦いを!」とエール。次に内村氏は「佳純ちゃんが結構あっさりしているので」と前置きし、「本当に大丈夫か?と毎日自問自答して完璧な準備をし、現地に着いてからも同じことをして圧倒的自信をつけて周りの環境にまどわされずに自分を保つこと。そして本番では開き直って楽しむこと」とフリップの枠いっぱいにつづった熱い思いを伝える。
石川氏は「さっきリハーサルの時に『このフリップになんて書くの』って聞かれたので、『悔いのない戦いを!』って言ったら『あぁそうなんだ、僕考えてない』って(言っていた)。本番、めっちゃ長い(笑)」と笑っていた。