アドビは6月16日(米国時間)、Walt Disney Imagineeringの研究開発部門と協業し、ディズニーのテーマパークやアトラクションの設計・事前可視化の工程を生成AIで加速すると発表した。企業向けサービス「Adobe Firefly Foundry」を通じて提供する。
Firefly Foundryは、企業がアドビと直接連携し、自社ブランド固有のカスタム生成AIモデルを構築できる仕組みである。イマジニアリングが保有する自社資産で学習させ、商用利用に配慮したFireflyモデル上に構築することで、ブランドの世界観を忠実に再現する。

導入する主な機能は三つ。手描きの概念図を2Dコンセプトアートに変換する「スケッチ画像変換」、ミッキー&フレンズやフローズン、モアナ、リロ&スティッチ、カーズなどの作品に忠実な素材を生成する「カスタム画像モデル」、2Dレンダリングを3Dプロトタイプに変換する「3Dモデリング」である。
3D化により、設計者は建設計画や資材の見積もり、エンジニアリング部門との調整を着工前に進められる。手描きから3Dレンダリング、建設品質のCADモデルまで一連の工程を高速化し、開発期間の短縮につなげる。
アドビでGenAI新規事業を統括するHannah Elsakr氏は「物語はディズニーのDNAであり、最新のAIで創作者を支援することが我々のDNAだ」と述べた。
https://news.adobe.com/news/2026/06/adobe-and-disney-imagineering-collaborate

