神々が出雲に集う神在月。旧暦の10月、日本中の神々が出雲の国に魅了され、縁結びの神議りを行う神在月がやってきます。神無月とも呼ばれますが、出雲では神在月と呼ばれています。
出雲大社では、旧暦10月10日(11月22日)の「神迎神事・神迎祭」からスタートし、旧暦10月11日から17日(11月23日から29日)にかけての「神在祭」や、旧暦10月17日(11月29日)の「神等去出祭(からさでさい)」まで続きます。
関連イベントも充実しています。まず、注目すべきは「神(シン)フォニック・フェスティバルMA・TSU・RI!」。2017年から世界初演重ねてきたこのプロジェクトが、今回は平野一郎氏による連作交響神樂シリーズのとしてフィナーレを迎えます。場所は出雲市民会館で2023年10月29日(日)に行われるとのことです。
そして、出雲ドームで行われる「出雲ドームかみあり吹奏楽フェスタ2023」も注目。去年の第30回記念大会を成功させた「出雲ドーム2000人の吹奏楽」が開催されます。日時は2023年11月4日(土)、開場13:15、開演14:00です。
さらに、秋の注目スポットでは「松江水燈路」があります。松江城や塩見縄手周辺がライトアップされ、夜の散策路が美しく演出されます。市民の手作り行灯がゆらめき、松江ならではの水と光の幻想的な景観も楽しめます。期間は2023年9月23日(土)から10月15日(日)までの土日祝日に開催。
島根の“食欲の秋”も見逃せません。島根県は秋の味覚が豊富で、その中でも「のどぐろ」が有名。その脂の乗りは絶品とのこと。
また、全国でもトップクラスの漁獲量を誇る「大あなご」も秋の味覚の一つ。その脂乗りと身の締まりは、美食家たちを魅了し続けています。
さらに、「西条柿」も島根の秋を代表する味覚です。出雲平田の「西条柿」は、その甘くとろける美味しさで評判です。ちなみに島根県は「西条柿」の栽培面積日本一を誇ります。
島根の秋は、神秘的な祭りと美味しい食べ物が満載です。ぜひ訪れて、この島根の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。