レトロモダンな着物ブランド「ふりふ」とサンリオキャラクターズのハローキティ・マイメロディ・クロミがコラボレーションした親子でペアコーデもできる浴衣が、5月20日(月)より発売される。株式会社三松本社にて、5月14日(火)にプレス向けの「ふりふ×サンリオキャラクターズコラボ浴衣 お披露目イベント」が開催され、計5点のコラボ浴衣がお披露目された。
着物やドレスを中心に展開している創業91周年の三松は、グループのレトロモダンな着物ブランド「ふりふ」が、2024年に25周年を迎えることを記念し、同じく50周年を迎える人気キャラクター・サンリオキャラクターズのハローキティとマイメロディ、クロミとコラボレーションした浴衣を販売する。コラボ浴衣は全5点あり、ハローキティ、マイメロディ、クロミの大人用が3点、子供用はマイメロディとクロミの2点となっている。それぞれ、浴衣とへこ帯がセットでの販売となる。
お披露目イベントでは、同社のきもの・ふりふ事業部 宮澤万里さんがそれぞれの浴衣の特徴などを紹介。全浴衣の共通点として、MとLサイズの2サイズ展開であることや、素材がポリエステルなため家庭用の洗濯機で洗うことができ、通常の衣服と同じく干しておけばいいという洗濯面での利便性が高いことが説明された。
50周年を迎えたハローキティの浴衣は、浴衣の地に少しレトロで懐かしいようなハローキティや小物類のイラストがあしらわれていること、地の上には今トレンドであるリボンの絵柄が大胆に配置されていることが特徴。ハローキティはZ世代にも人気があるということから、Y2Kのような懐かしさと新しさを融合させたデザインとなっている。
浴衣だけではなく、それぞれの帯はキャラクターごとに異なる結び方になっていて、ハローキティの帯はアイコンである赤いリボンの形の帯で、さらに模様としてもリボンがあしらわれている。
マイメロディの浴衣は、淡い白やピンクの色調のテキスタイル。大人も好むキャラクターなため、キャラクターを前面に出すというよりは、全体のシルエットでマイメロディを表現し、幅広い年代の方に着てもらうよう意識して作られている。帯は、同じリボンでありながらハローキティとはまた違った、ピンクでふんわりとした結び方のリボン型が特徴。
お披露目イベントではプロの着付け師による特別な結び方になっているが。自身でいろいろな結び方で楽しむことができるとのこと。
クロミの浴衣は、クロミというキャラクター自体のファンの方が多いということで、キャラクターを前面に打ち出したテキスタイルとなっている。また、キャラクター感をやわらげるため、ぬいぐるみタッチのクロミの絵柄が採用されている。キャラクターデザインのベースとなる黒いクロミと、薄紫のクロミが交互に配置されたデザイン。帯は、ぬいぐるみタッチのクロミと合わせて、モコモコ感のある帯結びとなっている。
子供向け浴衣はマイメロディとクロミの2種類で、サイズは100/110/120/130の4サイズが用意されている。今回の子供向けコラボ浴衣は、大人向けと同じサイズのキャラクターを使用しているため、キャラクターがとても好きな子供にも喜んでもらえるようなデザインになっているとのこと。
マイメロディとクロミは今「メロクロ」というコンビとして親しまれていることもあり、親子でそれぞれの浴衣を着たり、ペアの浴衣を着るという使い方もできる。昨年から花火大会や夏祭りが再開されつつあり、そういった夏のイベントや音楽ライブに着ていくなど、さまざまな浴衣を楽しめるシーンが増えてきているため、このサンリオコラボ浴衣を着る機会も多そうだ。
Instagramでは各コラボ浴衣のオリジナル動画が公開している。
https://www.instagram.com/furifufurifu
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