所沢の街に、新しい商業施設がオープンした。9月24日、JR所沢駅西口の再開発地区に「エミテラス所沢」が誕生。西武リアルティソリューションズと住友商事が共同で開発したこの施設は、多くの人々を引き付ける広域集客型の商業施設だ。
「ベッドタウン」から「リビングタウン」へ 進化する所沢
エミテラス所沢は、単なるショッピングモールではない。所沢駅からのアクセスの良さを活かし、買い物だけでなく、人々が快適に過ごし、交流できる空間を提供。西武グループの後藤高志会長は「所沢は歴史・文化・芸術・自然に満ち溢れ、心を豊かにする街」と語り、この新施設によって、所沢は「暮らす・働く・学ぶ・遊ぶ」が揃う「リビングタウン」へと進化していくという。
最新技術で彩られた華やかなオープニング
オープニングセレモニーでは、最新技術を駆使したイベントが行われた。施設の中心にある「TOKOROZAWA e-CUBE」という大空間で、インタラクティブデジタルコンテンツ「Emi Terrace ドリーム花火」を使った「デジタル打上花火」が披露された。約700人の来場者が見守る中、所沢市のイメージマスコット「トコろん」のカウントダウンでグランドオープンを迎えた。
住友商事の村田大明執行役員は「お客さまの毎日の暮らしを豊かに、いきいきと楽しめるような地域拠点として、街の魅力をいっそう高めていく」と意気込みを語った。5G通信の導入や、食品スーパー「サミットストア」、ドラッグストア「トモズ」の出店など、多様なサービスを提供する。
エミテラス所沢は、単なる商業施設ではなく、所沢の新しい顔として街の魅力を高める役割を担う。買い物や食事を楽しむだけでなく、人々が集い、交流する場所として、所沢の未来を形作っていく存在になりそうだ。
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