Onebox株式会社の提供するメールDXツール『yaritori』による「ビジネスメール調査2025」によると、ビジネスコミュニケーションの中心は依然として「メール」が占めることがわかった。一方で、迅速な返信を求める声や、業務時間外にも対応を求められる現状が課題として明らかになった。
メール返信への期待と時間外対応の現実
調査では、メール送信後に「3時間以内の返信」を求める人が40.1%に達し、その半数が「1時間以内」の返信を望む結果となった。また、「出勤直後」がメールチェックの最多タイミングとなる一方で、約2割が勤務時間外にも対応していることが明らかに。リモートワークの浸透や「つながらない権利」の重要性が増す中、常時接続状態での業務対応が課題とされている。
チャットツール併用で業務煩雑化も
ビジネスチャットの併用が進む中、「迅速なやり取りが可能」といった利点がある一方、「通知の多さ」や「連絡事項の煩雑化」による業務負担増が懸念されている。特に、メールとチャットの双方での対応が求められる環境では、効率的な運用が求められる。