AIによる世論操作、Open AIが組織を特定

米国のAI研究機関Open AIは、対話型人工知能「チャットGPT」を悪用し、世論操作を行っているとされる5つの組織を特定したと発表しました。これらの組織は、ロシアや中国などに拠点を置いており、ソーシャルメディア上での情報操作にAIを使用しているという衝撃の事実が報告されています。

オープンAIによると、これらの組織は身元を隠しながら、AIを用いて文章生成やアカウント作成、さらにはプログラミングに至るまで幅広い活動を行っているとのこと。対象となる地政学的な話題は、ロシアのウクライナ侵攻やガザでの戦闘、そして米国の政治問題にまで及んでおり、世界的な影響を及ぼす情報戦にAIが使われていることが懸念されています。

この報告は、オープンAIが自社製品の潜在的な脅威に関する調査結果をまとめたものであり、AI技術の社会的影響に対する警鐘とも言える内容となっています。SNS上では、このニュースに対する反応が多数寄せられており、世論操作の手法にAIが利用されることへの懸念や、情報がオープンAIに集約されることへの疑問、そしてAI自身の自律性に関するコメントが見られました。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最新ニュース記事

  1. CASIO3度傾いた電卓、さらに左モデル登場!ニッチな電卓が売れる理由とは?

  2. マイクロソフトとオープンAI提携など注視=EU競争当局

  3. Apple Vision Proの日本発売!各社続々対応

  4. TVerとビデオリサーチ、合弁会社設立へ

  5. コンテンツ制作アプリ「Adobe Express」に「Audiostock」「TikTok」の音楽アドオン

  6. 声を消す新型マスク「シールドトーク」登場

  7. LINEスタンプアレンジ機能、1ヶ月で送信回数2億回突破

  8. 配達員が商品を準備して配達!ウーバーイーツ、新サービス「ピック・パック・ペイ」導入へ

  9. オープンAI、チャットGPTの新たな音声機能公開を7月に延期

  10. 米国の主要レコード会社がAI作曲サービスSunoとUdioを提訴。訴訟の根拠となったヒット曲再現プロンプトを検証してみる(CloseBox)

365AIニュースセンター最新記事

  1. 「ミラン・クンデラ」文学の巨匠、その遺産と新たな再発見。集英社文庫が4タイトルを電子書籍化

  2. 『お金の日本史 完全版』発売:日本の経済史を紐解く新刊登場

  3. 鴨川市花火大会

  4. 神戸ポートタワー、リニューアル後49日で来場者10万人突破

  5. お笑い芸人・九月による高校生向け授業、今年度から開講

  6. 米粉を使って新食感!日本人の知らないフライドチキン屋のトリセツ

  7. 【参加無料】筑波大学の推薦入試模試「ルークス筑波大推薦模試」を実施

  8. 【東北大学受験生必見】ルークス東北大AO入試模試を今年も実施。