一般社団法人ピックアッププレイグラウンドは、能登半島地震からの復興支援として、石川県の内灘町総合公園にあるバスケットボールコートのリニューアルプロジェクト「HOKURIKU PLAYGROUND Renovation Project」を開始することを発表した。
このプロジェクトは、税金を使わずに自主財源で行われ、一部の資金はクラウドファンディングを通じて調達される予定。
能登半島地震の影響でバスケットボールをプレーすることが難しくなった地域の子供たちや若者に向け、「バスケを続けていればいつか必ずまた会えるという」復興のメッセージを伝えることを目的としている。内灘町は金沢市に隣接し、能登半島へのアクセスも良好な立地であるため、プロジェクトの用地として選ばれた。
リニューアルされるコートは、石川県の特徴を活かしたデザインが施され、観光資源としても期待されている。
バスケットボールコートのリニューアル工事はクラウドファンディングと並行して進められ、2024年6月上旬の完成を目指している。
クラウドファンディングのページは4月23日から公開されている。
https://readyfor.jp/projects/pickupplayground2024
さらに、一般社団法人ピックアッププレイグラウンドは長谷川体育施設株式会社とパートナーシップを結び、「47都道府県プレイグラウンドプロジェクト」を発足。内灘町のコートはこのプロジェクトの第一号コートとなり、全国の公園に屋外バスケットボールコートを増やしていく予定だ。
バスケットボールを通じて、コミュニティを育み、日本のバスケットボール文化を根付かせる未来を目指す「ピックアッププレイグラウンド」は、すでに東京・代々木公園のバスケットボールコートのリノベーションを成功させており、今回の内灘町のコートリノベーションにも多くの期待が寄せられているようだ。
バスケットボールファンや地域の復興を願うすべての人々に向けて、支援と応援が呼びかけられており、お笑い芸人の田村裕氏もバスケットボールコートの維持を願うメッセージを寄せている他、女子バスケットボール選手赤穂ひまわり氏や、えいごdeバスケを主宰する佐々木クリス氏等もプロジェクトの成功に向け期待を寄せている。
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