東日本大震災から12年 震災を機に誕生した福島ファイヤーボンズのホームゲーム3月11日「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」実施

公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ「B.LEAGUE」は、全国各地で地震や風水害など様々な自然被害が多数発生している現状を踏まえ、バスケットボールを通じた防災への取り組みを実施。

日本郵便の協力のもと、「そなえてバスケ supported by 日本郵便」を実施している。

その一環として、全38クラブとファンとが一体となって取り組むクラブ対抗戦「そなえてバスケ杯」を、2月1日(水)から4月2日(日)まで開催中だ。

防災意識を高めてほしいという想い

「そなえてバスケ杯」では、「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」と「ヤフー防災模試」の2つの防災アクションで得点を競い、クラブとともに各地域における防災教育を実施。

B.LEAGUEは、このアクションを通して、B.LEAGUEおよびクラブが持つ発信力、地域を巻き込む力を活用し、一人でも多くの人に防災意識を高めてもらえることを目指している。

ディフェンス・アクション(防災バスケ)とは…

「そなえてバスケ杯」のうち、「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」は、「率先して防災、減災に取り組み、発信し、災害が引き起こす人々の悲しみを減らしたい」という想いから開発。

 「防災において大事な事」と「バスケの楽しさ」が融合したアクションを通じて、「備える人・動ける人・助ける人」を育てることを目指すプログラムだ。

このディフェンス・アクションを全国で実施することで、 「備える人・動ける人・助ける人」を1人でも増やし、過去の災害の教訓を防災減災につなげるべく活動をしている。

「そなえてバスケ杯」実施にあたってのB.LEAGUEチェアマン 島田 慎二氏 コメント

2023年は関東大震災から100年目にあたる年です。また、来たる3月11日には東日本大震災から12年を迎えます。

今後も首都直下地震や南海トラフなど大きな地震が起こる可能性が指摘されている中、災害が起こってしまった際に被害を最小限に抑えるためには、1人1人の備えが不可欠です。

こうした状況を受け、日本郵便様のサポートにより実現した「そなえてバスケ supported by 日本郵便」の活動は、B.LEAGUEおよびクラブの発信力や地域を巻き込む力を生かして、多くのファンや地域の皆さまに災害が起こる前の備えを促していくことを目指しています。

中でも今回の「そなえてバスケ杯」においては、多くのファンや地域の皆さまに災害への知識を高めていただき、地域、そして日本全体の防災力を高める一助になりたいと考えております。

B.LEAGUEでは、このような活動を通じて、クラブが地域に必要とされる存在になるとともに、バスケで日本を元気にすることに取り組み続けて参ります。

「そなえてバスケ杯」 実施概要

【実施期間】 2023年2月1日(水)~4月2日(日)

【開催内容】 クラブが行う「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」とファンが参加する「ヤフー防災模試」を実施。

クラブ対抗で2つの防災アクションの合計ポイントを競い、最も高いポイントを獲得したクラブが優勝。

【表  彰】 B1優勝クラブ、B2優勝クラブ、B1準優勝クラブ、B2準優勝クラブ、特別賞を決定し、優勝クラブ、準優勝クラブは表彰式を実施する。

【特設サイト】https://www.bleague.jp/b-hope/sonaetebasket

「ディフェンス・アクション」実施情報

3月11日(土)福島ファイヤーボンズ ホームゲーム会場

小学3年生~6年生の男女(公募)を対象に、福島ファイヤーボンズの選手も参加し、ゲーム開始前にディフェンス・アクションとクリニック(バスケットボール教室)を実施。

【開催場所】宝来屋郡山総合体育館 メインアリーナ(〒963-8016 福島県郡山市豊田町3番10号)

【日時】3月11日(土) 14:40〜15:50

【参加予定選手】猪狩渉選手、土家大輝選手、本多青選手

福島ファイヤーボンズは、東日本大震災をきっかけに立ち上がったクラブとして、これまで支えてくださった全ての皆様に感謝するとともに、スポーツを通じて、東日本大震災を語り継ぎ、防災意識を高めることに寄与し、勇気や希望、感動を与えられるよう活動を続けていく。

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